この記事は
フローリングは張り替えと上貼り、結局どっちにすればいいの?
と迷子になっている方向けの内容になります
この質問は、実際にわたしがリフォーム現場でよく受ける質問の一つです
先に結論から言ってしまうと、
ほとんどの場合は上貼りがオススメ
です
その理由と、例外となる場合などを解説していきます
上貼りは張り替えに比べて、圧倒的に費用が安いです
フローリング全体を剥がす手間と、剥がしたフローリングの処分費がかからないからです
具体的な金額で例えると、6畳の張り替えは15〜20万くらいかかりますが、上貼りは10〜15万円くらいで済みます
張り替え費用=上貼り費用の1.5倍
くらいの感覚で考えておくといいでしょう
張り替えに比べて、工期が約半分になります
じつはフローリングは貼るよりも剥がす方が手間がかかります
なぜかというと、フローリングは釘やボンドで貼ってあり、それらを根太から引き抜いたり削ぎ落とす作業が、非常に大変なんです
また、下地が合板の場合、その合板の表面もボンドごと剥がれてしまうことが多いです
その場合は合板も貼り替える必要がでてきます
このように、フローリングの張り替えは手間でいえば上貼りの倍か、場合によってはそれ以上かかります
断熱効果の向上も期待できます
断熱材を入れたほどではありませんが、冬場の足元の冷えは体感できるくらいは和らぎます
単純な話、張り替え作業では床材を剥がす(解体する)ので、作業中に舞う粉塵が多くなります
これも単純な話、床材の上にさらに床材を貼るので、床の強度が増します

二次的なメリットですね
フローリングの下地となる床材が
- 大きく傷んでいる
- 湿気で腐食している
- カビが発生している
- シロアリ被害が発生している
場合、上に新しいフローリングを貼っても長期的な耐久性や安全性が確保できません
このような場合フローリングはもちろん、その下の下地から撤去して、新しい下地を作り直す必要があります
既存の床の凹凸が大きいと、上貼りしたフローリングもそれに影響を受けてしまい、将来的に剥がれや浮きが発生するリスクがあります
簡単なビス打ち等で凹凸を解消できれば上貼りできるかもしれませんが、どうしても解消できない場合は床材の張り替えになります
上貼り工法では、床に段差が生じる可能性があります
- 玄関
- ドア周辺
- 各部屋と廊下の接続部
などは特に、段差があると通行時の引っ掛かりや転倒のリスクが懸念されます

ご高齢の家族がいる場合は安全面で不安かもしれません…
建材メーカーからは、段差をスムーズにするための見切り材が販売されていますので、それを活用すること可能です
ただし、見切り材を使用しても段差が完全に解消されるわけではないため、その点については十分にご留意ください
上貼りを行うと、当然ながら床全体の厚みが増加します
例えば、既存のフローリングの上に新しい床材(3ミリ、6ミリ、12ミリなどから選べる)が加わると、その分だけ床面が高くなります
以下のような影響が現れることがあります